Jw_cadを使ってみよう!(作図演習編:2)

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JW CAD

前回に引き続き、コマンド操作を使って実際に「キッチン平面図面」を描いていきましょう。

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図面枠を描く準備、図面枠の外形を描く

用紙サイズボタン

ステータスバーの用紙サイズボタンに現在の用紙サイズが表示されています。ここを左クリックするとポップアップメニューが表示され、用紙サイズを変更することができます。「2A」とは「A0」の2倍、以下「3A」「4A」「5A」はさらにその倍となります。「10m」「50m」「100m」はいずれも画面の横幅の長さとなります。

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図面枠の体裁を整える、文字入力

複線コマンドについて

  • 複線コマンドの基本的な機能としては基準とした図形に対し、指定した間隔(数値入力、またはマウスで位置指定)で基準の図面と平行かつ同じ長さで新しく図形を描くことです。
  • 間隔入力(前回値(R)を利用の場合は間隔入力は省略)後にコントロールバーの「端点指定」をクリックすると、始点・終点を指示することができ任意の長さに設定ができます。その後は、通常の操作と同様に作図方向を指示します。
  • 他にもコントロールバーにある「連続」・「連続線選択」・「範囲選択」・「両側選択」などを利用すると様々な作図編集が可能となります。

伸縮コマンドには

「線切断」・「基準線指定」・「一括処理」などの機能があります。それらを組み合わせることで、様々な「線の伸縮」が可能となり作業の効率化にもつながります。

文字種設定

今回の作図の「文字種」設定は『文字種4』(W=4 H=4 D=0.5(2))としています。文字コマンドではあらかじめ設定されている文字種を選択するだけです。文字種の細かい設定変更はメニューバーの「設定」→「基本設定」内にある「文字」のタブ内で設定できます。

文字基点設定

初期設定では、基点は「左下」に設定されています。

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寸法入力

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データ保存

「ファイル選択」ダイアログで、保存したいファイルを左ダブルクリックで選択すると、警告ダイアログが表示されるので、上書き保存して良ければ「OK」を左クリックします。

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印刷

印刷基本操作

  • 必要に応じて「プロパティ」を左クリックして表示されるプリンタのプロパティのダイアログで用紙サイズや印刷方向を設定し、「OK」を左クリックして「印刷」ダイアログに戻ります。
  • プリンターのプリンタのダイアログは使用する機種によって異なるので、その内容に応じて設定を行ってください。
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まとめ

ここまで、「キッチン平面図」の作図演習はいかがだったでしょうか。これまでのCAD操作でどんな図面でも作成ができるようになったと思います。あとは使って慣れていくだけです。頑張っていきましよう!

4es
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Jw_cadについては一旦終了となります。お疲れ様でした!

A3用紙をプリントアウトできるプリンター購入をお勧めします!

これからデザイン・CAD・プレゼン作成を始めていくのであれば、プリンターはやっぱりA3プリントができるものがいいですよね。

なぜなら、建築の図面では原寸を縮小したA3図面が主流で、紙出しした時に見やすいように文字の大きさなどを調整します。A3で描いた図面をA4サイズで紙出しすると字が小さくなったりしてやっぱり見にくいし、NONスケールにもなってしまいます。

最近はコスパの良いA3プリントまで対応したプリンターが発売されていますので、これから購入するのであれば、A3プリント対応があると絶対便利です。

コンパクトボディでA3プリント対応の「EPSON」の複合機がおすすめです!

「EP-982A3」の特徴
  • イニシャルコストを抑えたい、印刷枚数があまり多くない方(個人利用・スモールビジネス)
  • サイズ:W479mm、D356mm、H148mm
  • A4カラーコスト:約13.5円(カートリッジ方式)
「EW-M5610FT」の特徴
  • ランニングコストを抑えたい、印刷枚数が多い方(ビジネス向け)
  • サイズ:W498mm、D358mm、H245mm
  • A4カラーコスト:約1.0円(エコタンク方式)

現在は半導体不足の影響で納期がかかっているとのこと。購入はお早めに!

4es
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私もA3出力目的で「EP-982A3」を購入しました。

やっぱりエプソンは印刷がきれいです。写真プリントも電気屋さんでプリントするのと変わりませんし、スマホから直接印刷できるのも便利です。

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