建築をデザインすると言っても図面保存、プレゼン作成となるとCAD(Computer Aided Design)スキルは必須となります。
ではどんなCADあるのだろうと建築CADでネット検索してみると何十種類も出てきます。
今回は書店でも参考書が並んでいるような勉強しやすいCADを調べていきたいと思います。
AutoCAD(オートキャド)
AutoCADは、米国のオートデスク社が開発する世界的なシェアを誇る汎用CADソフトです。
AutoCAD は2D・3Dの両方に対応しているようですが、主に2Dで使用されていることが多いようです。建築・機械等の分野での汎用CADとして日本でもトップシェアを占めているとのこと。
以前、私が勤めていた会社でも主なCADはAutoCADで取引先との図面のやり取りもほとんどがAutoCADでのデータでした。
学生さんにはいろんなCADを安価で経験できるのでぜひマスターしてほしいCADの一つです。
無償版、価格については各条件があるようなので詳しくは公式サイトをご覧になってください。
Revit(レビット)
Revitも米国のオートデスク社が開発するCADでBIM(Building Information Modeling) のためのソフトウェアです。
1つの3Dモデルから、建物やインフラの計画、設計、構築、管理までを行うことができる画期的なCADソフトと言われています。
Revitについては利用したことがないので使用感はわかりませんが今後、建築業界はBIMが主流になるといわれていますのでRevitをマスターすれば就職には困らないと思います。
Revitも学生さんには安価で経験できるCADですのでぜひ無償期間に使い倒してマスターしてほしいCADの一つです。
オートデスクさん太っ腹です。学生さん羨ましいです。
無償版、価格については各条件があるようなので詳しくは公式サイトをご覧になってください。
ArchiCAD(アーキキャド)
ArchiCAD(アーキキャド)は、ハンガリーのグラフィソフト社が開発した2Dと3Dに対応した建築3DCADソフトです。
ARCHICADは世界初のBIMソフトとして知られ、建築設計の革新的なCADとして世界中で利用されているようです。
ArchiCADはRevit同様、大手建設会社や設計事務所で利用されているようです。
ARCHICADについても利用したことがないので使用感はわかりませんが、ARCHICADスキルがあれば就職にはかなり有利と思います。
ArchiCADも学生さんには無償期間プログラムがあります。こちらもマスターしてほしいCADの一つです。
一般人にはそれでも少し高価です。
無償版、価格については各条件があるようなので詳しくは公式サイトをご覧になってください。
Vectorworks(ベクターワークス)
Vectorworks(ベクターワークス)は、米国Nemetschek Vectorworks社が開発する汎用CADソフトです。
直感的な操作で作図でき、2D作図から3Dモデリング機能へ等、プレゼン機能も搭載しています。
アトリエ系設計事務所での導入が多いようで、前職での取引先にも利用されている設計事務所がありました。
Vectorworksについては以前、購入して試してみましたが私のスキルが足りなかったのか、下位バージョンであったためか、参考書を見ても何度かつまずいて習得までには至らず初心者には難しいと感じたCADでした。
下の画像は実際に参考書をもとに作図したものです。
Vectorworksは学生さん用無償期間プログラムはありませんが、学生単年度版であれば安価なので、アトリエ系設計事務所やインテリア系事務所への就職が希望であれば習得していただきたいCADの一つです。
一般人にはVectorworksも高価なCADとなります。
価格についてはいろんな条件があるようなので詳しくは公式サイトをご覧になってください。
まとめ
前半では有名どころで一度は使ってみたい! でも高価で個人購入はハードルが高いCADを4つ紹介しました。次回のブログでは個人利用ができそうなCADを紹介します。