Twinmotionを入手して、SketchUpで作成したモデルをよりリアルにレンダリングしていきましょう。
Twinmotionはエピックゲームスのウェブサイトで提供されている建築向けのリアルタイムレンダリングソフトです。他のレンダリングソフトはレンダリング処理時間があるのに対して、Twinmotionはレンダリング操作がリアルタイムに反映されるので、初心者にも直感的にわかりやすいソフトとなっています。
Twinmotionのライセンスは商用ライセンス、教育ライセンス、無料体験版の3つに分かれていて商用ラセンスは有償の永久ライセンス、教育版は無料、体験版(非商用でのみ利用可、機能制限あり)となっています。2022年11月現在、体験版も期限は無いようです。
動作環境
インストールする前に動作環境を確認してみましょう。
Twinmotionの公式ページより
最小要件(Windows)
ユースケース: 小規模から平均的なプロジェクト (1 GB 未満のジオメトリデータ)
リアルタイム3Dプレゼンテーション、HDモードでの動画生成、4Kまでのすべての画像形式に適しています。
VR/4K動画レンダリング、360パノラマ動画には適していません。
OS: Windows 10-11, 64 ビット
グラフィックカード: このベンチマークでスコアが10,000以上、および最新のドライバを備えた6 GBの専用メモリまたはカード
CPU (プロセッサ): このベンチマークでスコアが2,000以上のCPU
システムメモリ (RAM): 16 GB 以上
ハードドライブ容量: 30 GB の空き容量
*PassMark SOFTWAREが提供しているビデオカード、CPUのベンチマークスコアを参照
2022年6月17日時点での情報
かなり重たいソフトのようです。まずは、ご自身のマシンのスペックを確認して、インストールに関しては自己責任でお願いします。
PCが動作環境の最小要件を満たしてはいませんが、この状態でインストールしていきたいと思います。
ダウンロード
Twinmotionのダウンロードページに移動します。
ランチャーをダウンロードをクリックします。下記インストーラーがダウンロードされるので(約10秒)ファイルを開きます。
インストール
セットアップ画面に切り替わりますので、インストールボタンをクリックします。インストールが終わると(約5分)下記サインイン画面に切り替わりますので、アカウントを作成してログインしていきます。
ログインするとEpic Gamesのホーム画面に切り替わりますので、「Unreal Engine」→「Twinmotion」に移動して、インストール(体験版は無償、無期限)をクリックします。
エンドユーザーライセンス契約書に「同意」して進みます。
インストールする場所を聞いてきますので、確認して「インストール」をクリックします。
「起動」の画面に切り替わったら、インストールは終了です。インストールに約40分かかりました。
デスクトップに「Epic Games Launcher」と「Twinmotion 体験版 2022.2.2」のショートカットアイコンができました。
起動
早速、「起動」してみましょう。
初期設定が英語表示になっていますので、日本語表記に変更していきましょう。
メニュー「Edit」→「Preferences」をクリックします。
ダイアログが開いたら、「APPEARANCE」をクリックします。
「Language」のプルダウンメニューより「日本語」をクリックして選択します。「OK」ボタンを押して、ダイアログを閉じます。
日本語表示になりました。
デモシーン
「デモシーン」を開いて、操作を確認してみましょう。メニュー「ファイル」→「デモシーン」→「Lakehouse retreat」をクリックします。
画面(ビューポート)中央上部のナビゲーションパネルに視点移動の方法が表示されているので、わかりやすくなっています。ナビゲーションパネルは非表示にすることもできるので、慣れてきたら非表示にしていきましょう。(ナビゲーションパネル右下の⚙マークで設定変更)
操作感はSketchUpと似ているので、すぐに慣れることができそうです。
まとめ
動作環境の最小要件は満たしていませんでしたが、インストールからここまでの操作では問題なく進むことができました。視点移動の操作も滑らかに動いています。静止画のレンダリングであれば問題はなさそうです。また、操作感もSketch Upと似ているところが👍です。
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